大店立地法第7条第1項にもとづく地域住民説明会

桑園開発ビル(ジャスコ桑園店)

14時からの説明会の開始前に13時45分から札幌平岡SCのPRのビデオ上映

説明会の開始

1)出席者の紹介

建物設置者:ジェイアール北海道バス(株)なんとか事業部 H氏

小売業者:イオン(株)北海道開発部長 N氏 担当部長K氏

騒音などの関係:イシモト設計事務所 S氏 、拓植設計?N氏

司会:イオン(株)開発部:N氏

2)設置者あいさつ:ジェイアール北海道バス(株)事業部 H氏

3)説明会の進行説明

4)VTR放映

 イオン倉敷SCを紹介しながら、

 イオンのSCづくりの考え方など説明するうまくまとめたビデオ。

 さすが、ビデオ好きのイオン。このビデオ欲しいと思った。(笑)

 イオンさん、ぜひ、送って下さい。

=ビデオの概要=

 駐車場はゆったりとしたスペースを確保。倉敷SCは4000台収容。
 原則的に入り口1に対して出口2箇所を確保。
 主導線を明確にし、車をスムーズに流すことで、騒音、二酸化炭素排出を減らすことに結び付く。
 駐車幅は1台あたり2m50cmで初心者でもスムーズにとめられるよう、ラインも2重
 (個人的に2重ラインはありがたい。(笑))
 歩行者通路を明確にして、歩行者の安全もはかる。
 都心部の店舗は立体駐車場で収容台数を確保。
 

 ハートビル法の適合店舗の数はイオングループが日本一!

 バックヤードで発生する生ゴミの処理。
 倉敷では肥料化して、月1回1キロ詰めにしたものを店頭配布し好評を得ている。
 ゴミの分別の推進
 環境保全型商品の販売
 VTR登場人物=『この制服もペットボトルのリサイクル品なんですよぉ〜』
(そうだったのかぁ〜)

 店舗OPEN前の植樹活動も紹介”イオンふるさとの森づくり”

 AEON〜木を植えています〜ロゴで放映終了

 

5)計画概要説明

 現在、自動車学校の場所に店舗ができ、店舗の上が自動車学校となる。

 地下は駐車場、1、2階が店舗、中3階に事務所などがはいり、4階が駐車場

 屋上に自動車学校教習コース。

 なお、建設期間中、現在の自動車学校は一時、西区発寒地区に移転して教習を続行する。

 

《駐車台数計画台数900台の算定根拠》

 駅から500m以内なので、自動車分担率10%をあてはめて計算すると284台だが、

 駅から500m以上の条件で自動車分担率30%をあてはめて計算すると852台。

 計画台数900台は、指標よりもひとつ上の基準で計画した。

 ゲートをもうけて発券式の駐車場とする計画。

 発券待ちの列が道路にできないように、発券機の場所は店舗にかなり入った部分に設置。

 

《駐輪場収容台数算定根拠》

 駐輪場の収容台数は、23500平方mの店舗面積なので、

 札幌市の基準、45平方mあたり1台とすると522台が必要。

 このほかに自動車学校生徒の駐輪台数として150台を確保。

 合計672台必要となる計算だが、計画では693台と余裕をもって確保。

 

荷捌き、騒音関係の説明などあり、説明終了時点ですでにスタートから50分ほど経過

 

6)質疑応答

司会者がまず、強調

『意見をたまわる場ではなく、質問をたまわる場です!』

あいかわらず、お堅いジャスコさん。

 

Q:駐車台数10%⇒30%

 北海道の地域性を考えてのことか?

 セブンイレブンがあるが、ここに信号はつけないのか?

 北洋銀行のところ(3又変形交差点)は、競馬(札幌競馬場が近い)があると

 交通量が増えて一時、ふくそうする。

 交通問題は、このようなことも考えているか?

 銀行や郵便局は店内にできるのか?

 

A:イオン(ジャスコ)は本州では、相当数出店しているが、道内は釧路と平岡のみ。

 そう北海道の地域性を知っているかというと経験は浅い。

 雪が無いところの事例を参考にした指標を使っているが、

 十分対応できるだろうと考える。指標を大きくして利用している。

 セブンイレブンの信号はこっちからは、申し上げにくい。今後の協議で方向性あれば検討。

 交通量予測はH13.5.30の競馬レース時の16時台の1番込み合う時間の数値で算出している。

 金融機間は入らない、CD機コーナーを設置します。

 

Q:冬の長い中で2車線のうち1車線が雪や駐車車両でふさがり1車線状態。

 春から秋は、車、人、バイク、自転車などもとおり、この計画だと必ず交通事故が生じる。

 あと、夜中の対策。暴走的なバイクが多い。若者の話し声、たむろしている現状がある。

 快適な生活のためにも交番をつくれないのか?

 国と折衝したり考える余地はないのか?要望も含めて申し上げます。

という住民の発言に対しては、

A:要望の面が多々ありましたので、こちらで把握しておきます。

・・・・・・・と、あっさり返答。

『意見をたまわる場ではなく、質問をたまわる場!』

だからっすね。

 

Q:50年ほど、この地区に住んでいます。

 マンションが多くたっているのに、スーパーマーケットがなくて、

 住みにくかったので、ジャスコに期待しています。

 ただ、心配していることもある。

 外観はどうなるのか?倉庫っぽい感じなのか?

 中高齢者が多い地区だが、計画は、若いファミリー向けのイメージがある。

 高齢者向けの商品や専門店は?

 屋上が教習コースになるとのことだが、大雪の時の屋上の除雪はどうするの?

 

A:外観はまだ策定途中。明るく住みやすいようにと考えているので、

 外に明かりがもれるというか、自然に光りがもれて、地域全体が明るくなるような外観。

 周辺を明るくして変なかたが集まりにくいように配慮。

 照明が住宅などに入るようなことは無い様配慮。

 倉庫のようなものにはならない。

 高齢者用コーナーは未決定だが、ジャスコのコーナーでは、

 そのような商品群が増えてきている。

 店舗もフルフラット構造。ハートビル適用店舗。

 屋上の除雪問題は、自動車学校があたまを悩ませているが、

 融雪施設などを考案中。

 

変なかたって・・・・・・・・・・。

 

屋上の除雪問題。

そうだよねー、北海道で屋上に教習コースって・・・・。

パンフレットは、どう変わるのでしょう?

←現在の桑園自動車学校のパンフレット

”大雪でも大型融雪設備とローダー、

ブラシ車で完全除雪しています。”

屋上になったら、さて、どうする?どうなる?

 

Q:働く人達は何人くらいになるのか?不況だから,働く人に希望を持てるように。

 ジャスコが出来ると交通事情が激変する。北8−9条、西14−15丁目は事故が多くて、

 何回はなしをしても改善されなかったが、2人死んでようやく、信号がついた。

 交通安全について関係省庁と折衝していただきたい。

 自動車学校の教習車が走っているが、

 教習コースはジャスコできたあと変更あるのか?

 

A:従業員は900−1000人の人がいろいろな関連業務で入る。

 交通安全は推進する。

 教習コースは自動車学校で充分検討していると思う。

 こんな話しがあったと(自動車学校側に)報告する。

 

質問した方、なんか教習車が危ないようなニュアンスの言い方だったんだよね。

ごめんなさい、自分も桑園、走ってました。そんなに不安あたえてますかね???

ってか、教習車は運転してるほうが1番、びびって運転しているもんです。

 

Q:9月21日OPEN予定ですが、間に合うのか?

SC無くて、みな待ち焦がれている。早く開店してほしい。

駐車場の台数、(一駅隣りの)琴似のIYが似ている。

あそこも立体駐車場で、発券式。あそこを参考にされては?と思います。

 

A:9月21日のOPENに関しては、札幌市と協議中。

立地法とは別に開発協議もしている。

琴似のことも把握していきたいと思います。

 

J桑園出店で、IY琴似も安くなるかな?

 

Q:電波障害はおきないのか?

A:電波障害はでると認識している。

もし、起きた場合は対策する。予想外に出た場合も対応したい

 

15時28分終了。

さすが、新設の届出とだけあって、約90名ほどの方々が参加されました。

住民の方の期待も大きいようです。

 

以上、簡単に説明会潜入メモでした。