７０名以上の住民が出席
　　 　＝AEON 札幌発寒ショッピングセンター 大店立地法住民説明会＝

１月２９日（日）、 ＡＥＯＮ　札幌発寒ショッピングセンターの大店立地法に基づく説明会が開催されました。 説明会の会場は、発寒西会館。 １回目の説明会にはなんと、７０名以上の方々が集まり、スリッパも足りなくなるほどでした・・・。（急遽スリッパを脱ぐ出店者サイド関係者）。

まず、説明会の趣旨説明。そして出席者紹介。ちなみに出席者は、三菱商事（株）３名、イオン（株）北海道第一開発部長ほか３名。建築事務所さん（騒音・廃棄物担当）、いつもの交通量担当会社さん。

●出席者あいさつ

三菱商事さん、ＡＥＯＮさん、それぞれカンタンなあいさつ

●ＤＶＤ上映

１５分間、ＡＥＯＮのＤＶＤ上映。地域とともに、地域に根ざすショッピングセンターの運営をアピールする映像

＝要旨＝
・ ４つのＣ
（カジュアル、コンビニエンス、チョイス、コンフォタブル）

・地域コミュニティの拠点作り
　・地域社会への貢献：黄色いレシートキャンペーンなど
　・地域経済への貢献：
　　地域で採用された従業員のインタビュー映像など
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⇒苫小牧の従業員が登場：北海道用に作ったビデオなのか？？？
　・地域環境の保全：ふるさとの森づくりなど、エコストア、風力発電、ビオトープ、
　　　　　　　　　　　　　 ３つのＲ（リデュース、リユース、リサイクル）
＜エコストア：イオン千種ＳＣ　ビオトープ：イオン富士宮ＳＣ／風力発電：イオン三川ＳＣ　下田ＳＣ＞
　 ・安全・安心の提供：ポリスｂｏｘを設置してる店も紹介。
　 ・ユニバーサルデザイン

↑とか、紹介してました。
うーん、いろいろあるんですね、実際にみてみたくなりました。今度行ってみよう・・・。

【地域のために、地域とともに】
というテロップで終了。
↑ うーん、まさに地域住民説明会向けって感じですね。（笑）

Ａ：調査は、夏に行いました。発寒桑園通りの状況は、計画段階より加味しております。市内各所に誘導看板を設置し、分散して来店されるようにします。調査では、踏み切りの道路についても、交通が飽和となる影響は少ないという結果になっています。（そんなことないってー、朝から晩までいたのか！＜←出席者より＞）

Ｑ：（来店経路の）途中の交差点は心配なくても、店舗周り、特に発寒桑園通の右折車両、冬は１車線になるので、後続の車がつながって渋滞になる。冬の調査が行われていないのは不安。今の現状、（この時期の）いまこそが交通量調査してちゃんとした数字を出さないと、次の冬に、ほら、やっぱりというようにならないように、立証をして頂きたい。（会場から拍手）

Ａ：雪の問題については、元町店にて、本来敷地の外は、いち事業者がやることはないですが、区の土木部と相談し、周辺は事業者側で（あるイオンが）やっています。このようなよい取り組みもありますので、同様のことができるよう、西区土木部さんと相談し、実現させたい。

ご意見などについては、ご意見承りカードが店舗にございますので、開店後にも、お気づきの点などございましたら、そちらのカードにご記入いただければ・・・。

事業者側にとっては、説明会は雪のことを忘れがちな真夏にやるのが勝ちではないか、なんてふと思った説明会でした（笑）たしかに、交通量の予測とか、冬の１車線状態で計算したら、すごい数字が出てきそうで、怖いですね・・・。

北国ならではの住民説明会の論議・・・。
雪の問題は道路だけではなく、除雪排雪の問題、、堆雪スペースなども考えると、どんどん深い話になっていきます。除雪をする時間（早朝は避けるなどの配慮の確認）、堆雪させるのかｏｒ融雪施設で融雪させるのか（見通しや、子どもの安全への配慮はどうか）、排雪頻度、ロードヒーティングの有無・・・・・・・。雪がある地域とない地域では、議論となる焦点も変わってくるのかもしれません。機会があれば、他の地域の説明会にも行ってみたいと思いました。

発寒のあの場所に２千台も駐車場を確保しちゃうショッピングセンターができる・・・なんか想像できません。いずれにしても、ＯＰＥＮ直後のアリオみたいな大渋滞は勘弁してほしい・・・・・。今年の札幌市内の注目施設は、コレになるのかな？？