●勝手に行って、勝手に載せちゃう ゲリラ企画シリーズ●

屋上には観覧車
    =(仮称)札幌南三条ビル 大店立地法住民説明会=


11月5日(土)、 ススキノの屋上に観覧車ができる(仮称)札幌南三条ビルの大店立地法に基づく説明会が開催されました。 説明会の会場は、同建物の道路を挟んですぐ向かいにある、三川屋会館(http://www.mikawayakaikan.com/)。 最上階の7階、コンベンションホール『平安』で行われた説明会に、またまたバレバレ潜入! 金屏風を背に3名の関係者が座る会場は、BGMが流れ、壁にはステキな絵画が飾られ、おごそかな雰囲気。 説明を受ける住民側は、約8名の方が参加されました。 説明者側は、大店立地法関係、建物設置者関係の7名が出席。

 

■建物設置者あいさつ→概要説明

↑工事が進む建物外観。(2005.11.05)

まず、建物設置者のあいさつ
『順調に工事が進みまして、9月に大店立地法の届出をし、 本日の説明会に至りました・・・・・・ 地元の方に根付くような、寄与するような商業施設をつくりたい』

その後、施設概要の説明、交通問題の説明、騒音関係の説明があり、約16分で説明は終了。

その後、質疑応答となりました。

<概要>
(仮称)札幌南三条ビル
     札幌市中央区南三条西5丁目1−1
建物設置者、小売業者:有限会社SFO
店舗面積:4500平方m 延床面積:21738平方m
駐車場収容台数:131台
(指針による必要台数:
小売店舗として68台/事業用店舗として60台)

駐輪場収容台数:105台。荷捌きなど省略。
新設する年月日:平成18年5月21日
開店時刻:午前10時/閉店時刻:午後11時
<関連情報>


 

■質疑応答
Q:中に入る業種は?
A:B1Fが飲食、1〜3階が、物販中心で、58%が雑貨、42%が衣料品となる予定です。 4〜7階が、アミューズメントで、ボーリングやカラオケなどを予定しています。 屋上が観覧車です。
Q:テナントの募集要項は、ありますか?
A:(テナントの募集は)三越さんが、やられております。私どものところにもありますので、三越さんの担当の方をご紹介します。
Q:テナント関係がどう進んでいるか、切実な問題で関心を持っている、具体的にお知らせしてもらえないか?
A:あくまで、有限会社SFOがやる形です。 OPEN時、建物設置者が小売をするという届出をしている。 SFOが飲食ゾ−ン、物販ゾーンをやるという計画です。
Q:具体的な発表は?
A:内容は調整しています。本日はあくまでも概要説明ですから・・
Q:テナントの申込はどちらへ・・・
A:本日は、(大店立地法の)法律にのっとった説明会ですので、テナントの細かい話は・・・。 のちほど名刺をお渡しします。
Q:OPENは、ゴールデンウィーク前という報道がありましたが?
A:北海道新聞だったと思いますが、4月末という表現がありましたが、 あくまでも、9月20日に受理された届出で、8ヶ月制限の中でのOPEN日は、5月21日です。 希望としては、早くということもあります。 建物自体は、外観は、おおむね3月末には完成します。 中の細かい部分は、テナントとの調整もあり、4月の中過ぎまでは、かかる予定です。
 
・・・・・・・・・・・このようなやりとりがあり、 説明会開始から26分で、終了しました。

■編集後記

↑屋上の観覧車もだんだんと出来てきた。(2005.11.05)

 中心部での説明会ということで、”住民側”の参加者は少ないのかな?と思いましたが、意外と多かったと思います。
 大店立地法に基づく説明会ということで、テナント募集説明会では無いのですが、 テナント入居を検討したいような方の参加もあり、そのような質問も出ました。
 テナント内容に関する質問に対しては、『届出上は、有限会社SFOが・・・』、『今日は、大店立地法に基づく説明会だから・・・』 と、うまくかわしていました。大店立地法の説明会では、趣旨に反する質問が出るのもしばしばですが、 それに対し、どう対応するかで、出店者への印象が大きく変わると感じます。 立地法の説明会の趣旨に反する質問でも丁寧に答える場合などは、特によい印象を受けます。印象を悪くしないためにも、質疑応答の場面では、柔軟な対応が必要だと感じます。

 

(C)札幌スーパーマーケット情報 http://www.spk-super.com/ 2005.11.07作成